リンパ浮腫療法士とは?

リンパドレナージの資格認定制度には様々なものがあり、各団体・協会によってその名称が違っていたり、カリキュラムが違っていたりしますが、いずれも医療従事者を対象とする、複合的理学療法を中心とした保存的治療や生活改善指導などを実施するスペシャリストの認定制度のことで、リンパ浮腫療法士もそれに含まれています。

 

認定団体はリンパ浮腫療法士認定機構で、2012年6月に設立されました。

 

リンパ浮腫患者の治療と健康管理、福祉の向上を目的とし、リンパ浮腫治療に必要な知識と技術水準を保証された療法士の育成のため、日本リンパ学会をはじめ多数のリンパ系学会が協力して生まれた団体です。

 

リンパ浮腫療法士とは?

Lymphedema Therapist(LT)ともいい、医療従事者としてリンパ浮腫の診療に従事するのに必要な専門知識と高度な技術を持ち、リンパ浮腫療法士認定機構の認定を受けたスペシャリストのことを言います。

 

リンパ浮腫療法士の主な役割

複合的理学療法におけるリンパ浮腫治療(スキンケア、用手的リンパドレナージ手技、圧迫療法、圧迫下における運動療法等)の指導と実施、弾性着衣の選択指導、セルフケアなど多岐に渡り、治療報告書の提出なども含まれます。

 

但し、リンパ浮腫療法士はリンパ浮腫療法士認定機構による認定資格であるため、業務上の各人が取得している国家資格の業務範囲を超えることはありません。

 

リンパ浮腫療法士になるには

医療従事者として、日本国内におけるなんらかの国家資格を取得している必要があり、2年以上の実務経験があることと、リンパ浮腫治療に関する、国内・外に関わらず座学45時間以上、実技演習90時間以上の計135時間以上を満たす研修を修了した者で、さらにリンパ浮腫外来または、それに準ずる医療機関・施術施設にて、研修修了後2年以内に最低5例以上の実務経験を積むことが受験資格となります。

 

受験資格を取得後、リンパ浮腫療法士認定試験を受験し合格することでリンパ浮腫療法士認定機構発行の『リンパ浮腫療法士認定証』と『認定バッチ』が交付されます。