リンパドレナージュの施術者に必要な知識とスキル

リンパドレナージュは、血行を促進し、冷え性の改善や免疫強化などの効能をもたらしてくれます。

 

医療面では、リンパ浮腫や老人性浮腫の改善などに用いられてきましたが、最近では小顔・脚痩せなど、美容メニューとしてもおなじみとなりました。

 

医療・美容と分野を超えて評価を受けるリンパドレナージュですが、意外なことに、国家資格ではありません。

 

けれども、リンパドレナージュの施術によって、人の健康や美容の状態が左右されるとしたら…リンパドレナージュの仕事に就くために、必要な知識とスキルは、最低でも3つ、存在しています。

 

まず、医学・解剖生理学的知識は必須です。リンパ管の種類をはじめ、全身に網の目のように張り巡らされているリンパ管、その内部を流れるリンパ液、不要な老廃物、毒素や病原体を排除し、「免疫抗体」をつくるリンパ節について、理解していなくてはなりません。

 

次に、施術を行うための技術も、重要なスキルの1つです。先述の知識に裏打ちされていることはもちろん、施術をする人には、身体のどの部分を、どの方向に向かって、どんな圧をかけてケアすれば、効果があるかを熟知していなくてはなりません。

 

最後に忘れてはならないのが、コミュニケーション能力のスキルです。むくみに悩んでいるからこそ、患者さん(お客さん)はリンパドレナージュを求めて施術者を訪れるのですが、人によって、ケアの必要な部位は異なります。

 

相手との会話の中から、リンパドレナージュに求めていることを察知し、どのような施術を行えば、相手の悩みを解決できるかを正確に把握し、対応するスキル。施術の担当者が、施術を受ける人のよき相談相手=カウンセラーとなることも大切です。

 

的確な施術と、悩み解決へのカウンセリングによって、施術を受けた人が、医療・美容の垣根を超えて、心身ともにスッキリして帰路についたとしたら、そのことは、何よりも、施術をした人の高いスキルを物語るものではないでしょうか。