リンパドレナージュ施術者の適性とは?

がん手術後のリンパ浮腫によって、全身のむくみに苦しむ人。介護施設で、運動不足による老人性浮腫につらい思いをしているお年寄り。腫れぼったい顔を小顔にしたい、冷え性も改善したいと通ってくる女性。

 

リンパドレナージュの効能を求めて、施術を受ける人の背景は、さまざまです。いずれも、自分の置かれた現状を少し手も改善するために、リンパドレナージュの力を貸してほしい、ということが、施術を受ける動機となっていることにかわりません。

 

リンパドレナージュの施術を行う人に何よりも必要なのは、悩みを持つ人と社会のために尽くす気持ちではないでしょうか。

 

苦しみ、悩みを持つ人、また、容姿へのコンプレックスを持つ人を、身体の中から改善し、心身ともに健やかに導くために、自分のもてる力を注ぎたいという奉仕精神です。

 

自分が心を込めて一生懸命にケアを施してあげたことによって、患者さん(お客さん)が喜んでくれたら、自分も達成感に満たされ、幸福な気持ちになれる。これは、リンパドレナージュを仕事にする場合の絶対的な条件ではないでしょうか。

 

ある医療系リンパドレナージュの有資格者は、がんによるリンパ浮腫で全身にむくみがある患者さんにケアを施し、「この時間がずっと続けばいいのに。とても気持ちが良い」と喜ばれ、リンパ浮腫の患者さんへのリンパドレナージュの必要性を痛感したそうです。

 

運動不足から下肢に浮腫ができたお年寄りを、マッサージによって改善してあげるなど、介護に携わる人も同様です。

 

エステティシャンも同じこと。お客さんの顔や手足が、施術を受けた後はスッキリ。お客さんは喜んでくれ、今ではサロンの常連になってくれている。

 

患者さんやお客さんとそんな関係を築くことができるリンパドレナージュの技術者なら、最高ですね。もちろん、テクニックだけでなく、施術を受ける人との会話のキャッチボールが正確にできるコミュニケーション能力も適性の1つと言えるでしょう。