リンパドレナージュの資格を取得して自宅で開業する!

「資格を取れば、自宅でサロン開業も夢ではありません!」リンパドレナージュやエステ系スクールの広告に、よく見受けられるキャッチフレーズです。

 

自宅で、自分1人での開業を例にとると、資格取得後、即、開業は難しい話。通常の場合、セラピストは、サロンで職業経験を積み、常連のお客さんがついて自信をつけた段階で、自宅でのサロン開業を考えはじめます。

 

リンパドレナージュのサロンなら、国家資格であるマッサージや鍼灸のような公的機関への登録は不要で、自宅で開業することが可能です。施術はオールハンドですから、エステのように高価なマシンの設置も不要です。

 

開業のために必要な知識や、注意点もあります。

 

1.マンションでは、分譲・賃貸ともに、営業活動禁止の規約を設けているところがあります。自己所有の場合、他の所有者の理解を得るか、規約改正を働きかける必要が出てくることもありますので注意が必要です。

 

2.サロン内で化粧品やサプリなどを販売する場合、薬事法の知識も必要です。非正規で仕入れた海外の商品を販売すると、薬事法の処罰対象にもなる恐れがあるので注意が必要です。

 

3.シャワーの設置には、自宅を管轄する保健所へ出向き、公衆浴場法に基づく許可を得る必要があります。

 

4.自宅に、お客さんといえども、第三者が入ることに対する家族の同意と協力が必要になります。

 

お金儲けではなく、人に喜んでもらえたらいい、と割り切るならまだしも、後々、サロン勤務の方がよかったということのないように、開業は計画的にしたいものです。

 

肝心のお客さんが来ないのでは、サロンの存続が危ぶまれます。3年で9割ものサロンが淘汰される現在、客観的、かつ、経営的な観点も大切です。

 

理想から言えば、自宅開業をするセラピストが、“オンリーワン”の施術とホスピタリティ、カウンセリング能力を併せ持つ人だったら、少しくらい不便な郊外にある自宅サロンにも、数多くのお客さんが足を運んでくる可能性は大きくなります。

 

開業に必要なのは、何よりも、セラピスト自身が持つ高いクオリティ。それこそが、自宅サロンを盛業にする極意と言えるのではないでしょうか。