リンパドレナージュの資格取得方法

リンパドレナージュ関連の資格は、大きく分けると、医療分野のものと、美容分野のものがあります。

 

医療分野では、病院・リハビリ施設の補完代替医療として、患者さんのリンパ浮腫を和らげるケアとして行われます。美容分野では、エステサロンなどで、お客さんのリンパケアやリラクセーションを目的に行われます。

 

医療と美容ですから、当然、施術者に要求される資格は異なります。方向性は違えど、リンパ系をはじめ、複雑多岐に渡る人体内部についての知識を得た上で、技能を身につけることには変わりません。

 

知識、技能ともに、独学によるマスターは不可能ですから、医療目的、美容目的ともに、それぞれ目的に応じた養成スクールの講座を受講し、資格取得を目指すかたちとなります。

 

ただ、医療系リンパドレナージュとなると、受講要件を設けた講座もあります。

 

例えば、医療分野の資格『医療リンパドレナージセラピスト』『リンパ浮腫療法士』の受講は、どちらも、医師をはじめ、正看護師、理学療法士、作業療法士などの有資格者に限定されています。

 

誰でも受講OKというわけではありませんから、これらの要件を満たさないことには、資格取得は難しくなります。

 

前者では、要件を満たした人が受講修了後、認定試験に合格すると、社団法人ICAA医療従事者研究会による『医療リンパドレナージュセラピスト』の資格認定を受けることができます。

 

なお、後者の『リンパ浮腫療法士』の養成講座をもつスクールは、一般の人にも門戸を開き、基礎コースを開講中です。受講修了後、筆記及び実技試験への合格によって、リンパ浮腫療法士認定機構『リンパドレナージ ベーシックセラピスト』の認定証が発行されます。

 

一方、美容/リラクセーション系の資格には、一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)が認定する『リンパケアセラピスト』があります。

 

スクーリングを含む講座を修了後、認定試験に合格すると、『リンパケアセラピスト』の資格が認定されます。